令和4年1月31日(月)10:00~11:30
テーマ 長屋王家出土木簡と古代宗像
講師は福岡大学人文学部歴史学科の西依由香里さん
奈良時代はじめの権力者長屋王と宗像とのつながりを出土した木簡を中心にした研究の成果を発表してもらいました。
長屋王の邸宅跡から出土した数多くの木簡群は「長屋王家出土木簡」と称され、貢進物の荷札木簡も見つかっている。その中には宗像と深いつながりを示す3枚の木簡が含まれている。大和政権は中国との交易のため玄界灘の航路を盛んに利用していたところ、この地域の制海権を持つ宗像勢力の影響を受けていた。宗像と大和が密接な関係にあったということの証左になるのであろう。
講師が用意された資料を読み解くと古代史はなかなか面白いということを改めて実感しました。
第3回目(最終回)はテーマ「別府遺跡の弥生土器」
令和4年2月5日(土)10:00~12:00