青山 舟月さんによる「阮咸弾きカタリ」
今回掲載の写真は教室生の江川恭子さんが撮影してくださいました。
中国の「竹林の七賢」のひとり、阮咸(げんかん)の名を取って作られたこの楽器は琵琶にも似ています。
拍子木を打ち鳴らして始まった「かさごじぞう」
情緒あふれる阮咸の音色と、 老夫婦の博多弁のやり取りや、懐かしい正月の物売りの掛け声を交えた舟月さんのカタリに魅了されました。
雅楽や神学などで使われる楽器「ひちりき」を紹介していただきました。
リード(吹き口)は淀川の鵜殿のヨシ原のヨシを材料に舟月さんの手作り。
神社で聞くテープとは趣が違う生音が聴けて感激😻
阮咸が元でできたといわれる月琴の演奏もしていただきました。
食事会にも参加して頂き、余興で再び歌声を披露してくださいました。
教室生の感想
・初めての楽器で大変楽しく拝聴しました。珍しい楽器にまつわる話や、年の瀬の話など、大変興味深かったです。
・初めての阮咸、低音が体に沁みました。懐かしいエノケン、楽しい時間でした。
・昔を思い出しとても感動いたしました。「かごの鳥」は子どもの頃父に教わり、涙して聴きました。
次回のさわやか教室は 1月16日(木)10:00~11:30
演題「一隅を照らす~歴史からのメッセージ」
講師:占部 賢志先生(中村学園大学教育学部教授)