別府の記憶写真集まとめ

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2019年10月22日火曜日

さわやか教室

10月17日(木)10:00~11:30

江戸川柳に見る庶民の暮らし
のテーマで、川柳にまつわる話をしてもらいました。


「川柳」という名前の由来はなんと『柄井 川柳』という名の創始者から名付けられたもの。文芸ジャンルの名称に個人名があるのは”川柳“だけだそうです。

まずは 川柳 とは(俳句との比較で)
俳句と同じで五七五の十七音で表現。
第一に、俳句は季節を示す季語が必要だが川柳は不要。
第二に、俳句には「や」「かな」「けり」などの切れ字を入れるが、川柳では形を問わない。
第三に、俳句は自然諷詠を主とし季節感を出す文学だが、川柳は人事を主とし人間をめぐるすべてに重点がある。
川柳には作る上で制約が全くなく、完全に自由である。






少し、羅列してみると
・神酒徳利きやたつの上でふつて見る
・信心は半分うさの捨てどころ
・通りぬけ無用で通りぬけが知れ
・孝行のしたい時分に親はなし
・琴になり下駄になるのも桐の運
・役人の子はにぎにぎをよく覚え
・袖の下たびかさなりてほころびる

江戸庶民の生活がうかがい知れる多くの川柳を紹介してもらいましたが、聞いていて、「くすっ」と笑えるような句も多く、川柳の世界をのぞき見たような思いが残りました。
これから川柳を目にするとき、作り手の心持ちが読めればと思いました。