講師 福岡大学人文学部 大重優花
両者の代表的な作例である「梵鐘」を主体に画像を使って丁寧に説明いただきました。
①作品が博多では姪浜地区、佐賀では有明海沿岸地区の寺社に多く見られる。
②作品に共通点も多く見られ背景には江戸時代初期から博多~佐賀間の人的交流や英彦山信仰があったと推測される。
③また佐賀藩鋳物師の梵鐘制作技術が幕末の大砲鋳造技術に受け継がれ明治日本の近代化に貢献した。
<参加者の感想>
・両者の違いや歴史的な流れが良く理解できて博多の歴史への関心がより深まりました。
・歴史の勉強ができるのが嬉しく定期開催をお願いしたい。
などの意見が寄せられました。