別府の記憶写真集まとめ

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2019年1月18日金曜日

1月 さわやか教室

あっと!驚く史実の数々😨
先生のお話は初めて耳にすることの連続でした。

まずは、福岡市の郵便番号で810台が並ぶ中「817」は長崎県対馬市であること。どうして?の疑問に8世紀のころより福岡と対馬には非常に強いつながりがあった。
米の栽培ができない対馬へ福岡から米を海上輸送していた。玄界灘の荒海の中、時に運び役であった志賀島の漁師”あらおどん”はついに遭難してしまった。そのことを顕彰する碑が志賀島、対馬にあるそうです。

つぎには、太宰府天満宮の話で、相撲の始祖”野見宿祢”の碑が境内奥にあって、菅原道真の先祖のものであること。
更に手水舎のそばにある麒麟の銅像を長崎のグラバー邸のオーナー”トーマス・グラバー”が気に入り譲り受けたいとの申し出をしたがそれはかなわず、のちに日本のビール製造の先駆けとなったキリンビールのラベルのモデルになったそうです。

更に話をもう一つ、天満宮参道の入り口にある、梅が枝餅屋「松屋」は薩摩藩の定宿で明治維新の際には志士の寄合場となっており、西郷隆盛、高杉晋作、坂本龍馬等が出入りしたそうな。貴重な資料が多く残されているそうです。


このように私たちが知りえない福岡にまつわる話は、まだまだ数知れず、時間が許せばいつまでも聞いていたいというのが感想でした。
教室生からも「また聞きたい」という声がいっぱい上がり、またの機会を持てればいいなと思います。

次回 2月のさわやか教室は、
博多マイスター 三嶋 隆夫さん(フランス菓子16区社長)
残念ながらケーキ製作の実演はありませんが、お話を伺います。
2月21日(木)10時~11時30分